日本の漢方OTC入門 — 葛根湯・小青竜湯・五苓散ほか、ドラッグストアで買える代表7処方を薬剤師が解説
外国人向け:日本のドラッグストアで買える漢方OTC7処方を症状別に解説。葛根湯・小青竜湯・五苓散・桂枝茯苓丸など。漢方と中医学の違い、ツムラとクラシエの見分け方も。
日本の漢方OTC入門 — 葛根湯・小青竜湯・五苓散ほか、ドラッグストアで買える代表7処方を薬剤師が解説
「日本のドラッグストアで『Kampo』と書かれた棚を見つけたけど、何を選べばいいか分からない」
「風邪のひき始めに薬剤師さんから『葛根湯はどうですか』と聞かれた。あれは何?」
「『中国の中医学(TCM)と同じものですか?』と外国人の方からよく質問されます」
訪日・在住の外国人読者から、よく寄せられる声です。
日本のドラッグストアには 漢方OTC と呼ばれる伝統的な医薬品のジャンルがあり、コンビニサイズの薬局でも棚一段ぶん並んでいるのが普通の光景です。
ただ、海外から見ると 「漢方とは何か」「中医学とは違うのか」「外国人が使っても安全か」 が分かりにくい。
この記事では、調剤薬局で漢方の質問もよく受ける薬剤師が、ドラッグストアで買える代表7処方 を症状別に紹介します。
⚠ 最初に:本記事は情報提供であり、医療判断ではありません
成分・剤型・承認効能は2026年5月時点の情報です。漢方OTCも医薬品として効能効果が承認されています が、西洋薬とはアプローチが異なり、体質(証)を踏まえて症状の改善を目指す ことを基本とします。最終的な服薬判断は必ず医師・薬剤師にご相談ください。詳細な免責文は記事末尾に記載。
1. 漢方と中医学(TCM)の違い — 似ているけれど別物
「Kampo」と「Traditional Chinese Medicine(TCM)」は、海外から見ると同じものに見えるかもしれません。実際にルーツは中国の古典医学にあり、共通する処方も多くあります。
しかし、漢方は日本に伝わったあと、日本独自の発展を遂げた医学体系 です。
| 項目 | 漢方(日本) | 中医学(中国・TCM) |
|---|---|---|
| 起源 | 5〜6世紀に中国から伝来 | 中国古典医学 |
| 発展経路 | 江戸時代以降、日本独自に体系化 | 中国本土で連続的に発展 |
| 処方の特徴 | 古典処方(傷寒論・金匱要略)中心 | より多様、現代的アレンジも |
| 診断の考え方 | 患者の体質「証(しょう)」を重視 | 「弁証論治」が体系化されている |
| 制度上の位置 | 医療用は健康保険適用、OTCは医薬品 | 国により扱いが異なる |
「証(しょう)」とは — 体質を見る考え方
漢方では、同じ「咳」「下痢」でも、患者の体力や体質によって選ぶ処方が変わります。これを 「証」 と呼びます。
例:体力があって汗をかいていない人の風邪初期には 葛根湯、体力が低下していて鼻水が止まらない場合は 小青竜湯、というように。
ただし、自分で「自分は陽証だ/陰証だ」と判断するのは難しい ものです。本記事では「証」の細かい分類には立ち入りません。迷ったら必ず薬剤師に相談 することをおすすめします。
なお、漢方の「証」と中医の「弁証論治」は 理論の枠組みは異なるものの、臨床上は類似する概念も多く、両者を「完全な別物」と捉える見方は単純化です。日本独自の発展もあれば、近代以降の西洋医学・エキス製剤化(標準化)を経て整理されてきた経緯も含めて、現在の姿があります。
2. 漢方OTCの基礎知識
ドラッグストアでの探し方 — ツムラとクラシエの番号体系
漢方OTCの売り場でまず目につくのが、「ツムラ」と「クラシエ」 という2大メーカーです。
| メーカー | 特徴 | 番号体系 |
|---|---|---|
| 株式会社ツムラ | 医療用漢方シェア国内最大手。OTCも一部展開 | 医療用ツムラ漢方の番号体系を踏襲(葛根湯=1、五苓散=17 など) |
| クラシエ薬品 | OTC漢方ラインナップが豊富 | 独自番号体系。製品によりカプセル・錠剤の選択肢が広い |
ツムラのOTC漢方は、医療用ツムラ漢方の番号体系と統一されている処方が多い のが特徴です。たとえば処方名「葛根湯」は、ツムラの番号体系では 1番 として整理されており、外箱に「No.1」や「1番」と表示されている製品(代表的には『ツムラ漢方葛根湯エキス顆粒A』など)は、保険適用の医療用葛根湯と同じ処方系統です。
クラシエは独自に番号を振っていますが、処方名(例:葛根湯エキス錠クラシエ)は同じなので、処方名さえ覚えておけばメーカー間で選び替え可能 です。
ただし、「番号が同じ」「処方名が同じ」だからといって、医療用とOTC、メーカー間で完全に同一の製剤というわけではありません。エキス量・添加物・賦形剤が異なる場合があり、効き目や飲みやすさにも差が出ることがあります。気になる方は薬剤師にメーカー間の違いを確認してください。
顆粒・錠剤・液剤の違い
漢方OTCの剤型は主に3種類:
- 顆粒(エキス顆粒):伝統的な「煎じ薬」を粉末化したもの。お湯に溶かして飲むのが本来の飲み方。「煎じ薬の感覚に近い」とされることがありますが、錠剤と比較して明確な薬物動態差は、エビデンス上は確立していません。味が苦手な方もいる剤型
- 錠剤・カプセル:粒で飲める。味が苦手な方や持ち運びに便利
- 液剤(ドリンクタイプ):滋養強壮系の漢方で多い剤型。即効性を期待する場面で使われる
飲み方の基本 — 食前・食間が原則
漢方は 「食前(食事の30分前)」または「食間(食後2時間ほど)」 に飲むのが原則です。
理由:食事中の他の成分との相互作用を避けるため、また 一部の生薬成分は腸内細菌の関与が示唆されている ためとされています(漢方全体が腸内細菌に依存するわけではありません)。
ただし、胃が弱い方は 食後でも構いません(吸収はやや落ちる可能性があります)。
西洋薬との併用注意 ⚠️
漢方OTCを使う際にもっとも注意したいのが 西洋薬との重複 です。
代表的な落とし穴:
- 葛根湯×総合感冒薬:葛根湯には 麻黄(まおう、エフェドリン類含有) が含まれ、市販の総合感冒薬にも dl-メチルエフェドリンなどが含まれている製品があります。重複でドキドキ・血圧上昇のリスク
- 複数の漢方の併用:多くの漢方に 甘草(かんぞう、グリチルリチン含有) が含まれ、重複すると 偽アルドステロン症 のリスクが上がる(詳しくは後述)
- 降圧薬・利尿薬を服用中の方:甘草・麻黄を含む漢方は使用前に必ず医師に相談
風邪薬や鎮痛薬と一緒に飲む際は、調剤薬局のカウンターで「漢方を併用していいですか」と一声かけるのが安心です。
日本の薬局・ドラッグストアでの相談ルートについては、日本の薬局の種類ガイド も参考にしてください。
3. 症状別おすすめ漢方OTC 7処方
ここからは、ドラッグストアで実際に見かける代表的な漢方OTC を、症状の場面ごとに紹介します。
症状別早見表 — 麻黄・甘草の有無もひと目で
| 症状 | 方剤 | 麻黄 | 甘草 | 主な注意 |
|---|---|---|---|---|
| 風邪のひき始め(寒気・首こり) | 葛根湯 | ✓ | ✓ | 総合感冒薬との併用 ✕、高血圧注意 |
| 鼻水・花粉症 | 小青竜湯 | ✓ | ✓ | 同上 |
| 乾いた咳 | 麦門冬湯 | − | ✓ | 甘草の重複に注意 |
| 二日酔い・むくみ | 五苓散 | − | − | 比較的併用しやすい/脱水時は注意 |
| お腹の冷え・張り | 大建中湯 | − | − | 飴糖含有、糖尿病注意 |
| 疲労・夏バテ | 補中益気湯 | − | ✓ | 長期使用時、甘草に注意 |
| PMS・月経関連 | 桂枝茯苓丸 | − | − | 妊娠中禁忌 |
各処方の詳細は以下で個別に解説します。
① 葛根湯(かっこんとう) — 風邪のひき始め
こんな場面で: 寒気がする、首や肩がこわばる、まだ汗をかいていない、風邪のひき始め
主な成分: 葛根、麻黄、桂皮、芍薬、甘草、生姜、大棗(たいそう)
添付文書上の効能効果(OTC・ツムラ漢方1番): 体力中等度以上のものの感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み
使い方のコツ: 風邪のひき始めの 「これは来るな」と感じた段階 で使うのがポイント。すでに発熱・発汗している段階では別の処方のほうが合うとされます。
注意: 麻黄を含むため、高血圧・心臓病・糖尿病・甲状腺機能亢進症 の方は使用前に医師相談。また、市販の総合感冒薬との併用は避けてください。
→ 風邪OTC全体の選び方は 日本の風邪薬完全ガイド を参照。
② 小青竜湯(しょうせいりゅうとう) — 鼻水・花粉症
こんな場面で: くしゃみが止まらない、水のような鼻水、薄い痰がからむ咳。花粉症の初期や、寒い時期のアレルギー性鼻炎
主な成分: 麻黄、芍薬、乾姜、甘草、桂皮、細辛、五味子、半夏
添付文書上の効能効果: 体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの、気管支炎、気管支ぜんそく、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症
使い方のコツ: 抗ヒスタミン薬(アレグラ等)と比べて 一般的には眠気が出にくいとされ ますが、個人差があり、麻黄の影響で逆に不眠・動悸が出ることもあります。日中に活動する方の選択肢として候補に挙がりますが、初めて使う方は服用タイミングに注意してください。
注意: 麻黄・甘草を含むため、葛根湯と同様の併用注意あり。
→ 花粉症OTC全体は 日本で買える花粉症薬完全ガイド を参照。
③ 麦門冬湯(ばくもんどうとう) — 乾いた咳
こんな場面で: 痰が切れにくい、コンコンと乾いた咳が止まらない、のどが乾燥して声がかすれる
主な成分: 麦門冬、半夏、人参、甘草、粳米(こうべい)、大棗
添付文書上の効能効果: 体力中等度以下で、痰が切れにくく、ときに強くせきこみ、又は咽頭の乾燥感があるものの次の諸症:からぜき、気管支炎、気管支ぜんそく、咽頭炎、しわがれ声
使い方のコツ: エアコンの効いた室内で乾いた咳が続く ような場面に向くとされます。痰が多くゴロゴロ鳴るタイプの咳には別の処方が合うことが多いです。
注意: 麻黄を含まないため、葛根湯・小青竜湯ほど併用注意は厳しくありませんが、甘草の重複には引き続き注意。
④ 五苓散(ごれいさん) — 二日酔い・むくみ
こんな場面で: 二日酔いで頭が重い、むくみ、めまい、水様性の下痢、暑気あたり
主な成分: 沢瀉(たくしゃ)、猪苓(ちょれい)、茯苓(ぶくりょう)、白朮(びゃくじゅつ)、桂皮
添付文書上の効能効果: 体力に関わらず使用でき、のどが渇いて尿量が少ないもので、めまい、はきけ、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う次の諸症:水様性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹のものには使用しないこと)、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔
使い方のコツ: 「二日酔」が添付文書の効能効果に明記されている数少ない漢方 のひとつ。麻黄・甘草を含まないため併用注意の制約は比較的少ないですが、桂皮は含まれます。利水作用があるため、すでに脱水状態のとき(強い下痢のあとなど)には慎重に判断してください。
→ 二日酔い対策の全体像は 日本の二日酔い・乗り物酔い・時差ボケOTCガイド を参照。
⑤ 大建中湯(だいけんちゅうとう) — お腹の冷え・張り
こんな場面で: お腹が冷えて痛い、お腹がガスで張る、体力が低下している方の腹部不快感
主な成分: 山椒、人参、乾姜、膠飴(こうい)
添付文書上の効能効果: 体力虚弱で、腹が冷えて痛み、腹部膨満感のあるもの
使い方のコツ: 医療現場でも処方される機会がある 処方で、漢方OTCの中では比較的研究も進んでいる方です。OTCでは 冷房で冷えた夏のお腹 などの場面で選択肢になります。
注意: 膠飴(水あめ)を含むため、糖尿病の方は注意。
→ 胃腸薬OTCの選び方は 日本の胃腸薬ガイド を参照。
⑥ 補中益気湯(ほちゅうえっきとう) — 疲労・夏バテ
こんな場面で: 疲れやすい、食欲がない、夏バテ、病後の体力回復
主な成分: 人参、白朮、黄耆、当帰、陳皮、大棗、柴胡、甘草、生姜、升麻
添付文書上の効能効果: 体力虚弱で、元気がなく胃腸の働きが衰えて、疲れやすいものの次の諸症:虚弱体質、疲労倦怠、病後・術後の衰弱、食欲不振、ねあせ、感冒
使い方のコツ: 「気を補う」処方の代表格。即効性を期待する薬ではなく、数週間単位で継続して様子をみる タイプの漢方です。効果発現のタイミングには個人差があります。
注意: 甘草を含むため、長期連用時は偽アルドステロン症に注意。
⑦ 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) — PMS・月経関連の不調
こんな場面で: 月経痛、月経不順、PMS、更年期障害、下腹部痛、肩こりやのぼせを伴う方
主な成分: 桂皮、茯苓、牡丹皮、桃仁、芍薬
添付文書上の効能効果: 比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきび
使い方のコツ: 漢方では 「瘀血(おけつ:血の巡りの停滞)」 に対応する代表処方とされます。なお、添付文書には湿疹・皮膚炎・にきびなど皮膚関連の効能も含まれますが、OTC製品によっては皮膚疾患の効能表示が省略されている場合があります。パッケージの効能表示を必ず確認してください。
注意: 妊娠中・妊娠の可能性がある方は使用しない こと。月経関連の不調が強い場合は、自己判断で続けず婦人科受診を検討してください。
4. 漢方OTCを使うときの注意点
甘草の偽アルドステロン症 — 複数漢方の重複は危険 ⚠️
漢方OTCのもっとも注意すべき副作用が 偽アルドステロン症 です。
原因: 多くの漢方に含まれる 甘草(グリチルリチン) が、体内のミネラルバランスを崩し、むくみ・血圧上昇・低カリウム血症 を起こす可能性があります。低カリウム血症が進行すると不整脈のリスクも報告されています。
量の目安: 厚生労働省・添付文書ベースの一般的な注意喚起では、グリチルリチンとして1日40mg以上、または甘草として1日2.5g以上の連用でリスクが上がるとされています。これは「複数の甘草含有漢方を併用すると簡単に超えうる量」です。
起こりやすい場面:
- 複数の漢方を併用している(葛根湯+麦門冬湯など、両方に甘草)
- 長期間続けて飲んでいる
- 高齢者・体重の少ない方
- チアジド系利尿薬・ループ利尿薬を服用中(カリウム喪失リスクが増強される)
サイン: 手足のむくみ、急な体重増加、だるさ、手足の脱力感、動悸
複数の漢方を飲む可能性がある場合や、降圧薬・利尿薬と併用する可能性がある場合は、必ず薬剤師に確認 してください。
妊娠・授乳中の判断
妊娠中・授乳中の漢方使用は、自己判断を避けてください。
特に 桂枝茯苓丸・大黄を含む処方(防風通聖散など) は妊娠中に避けるべきとされます。葛根湯・小青竜湯なども麻黄を含むため、安易な使用は推奨されません。
→ 妊娠・授乳期のOTC全般は 日本で妊娠中・授乳中に市販薬は買える? を参照。
子どもへの使用について
漢方OTCは 製品ごとに年齢制限や用量が異なります(5歳以上から使用できるものもあれば、15歳以上に限定されているものもあります)。お子さん向けの選択は、必ずパッケージの年齢表示を確認のうえ、薬剤師に相談を。
→ 子ども向けOTCの選び方は 日本の子ども向けOTC薬ガイド を参照。
症状が改善しないとき — いつ医師に相談すべきか
漢方OTCの試用期間の目安は、症状の性質によって変わります:
- 急性症状(風邪・花粉症・二日酔いなど):5日程度を目安に、改善がなければ医師相談
- 慢性症状(疲労・夏バテ・月経関連の不調など):数週間〜1ヶ月を目安に評価。それでも変化がなければ受診を検討
ただし以下の症状がある場合は、目安期間を待たず すぐに医師受診 を:
- 38度以上の発熱が3日以上続く
- 強い腹痛・血便・嘔吐が止まらない
- 月経痛が日常生活に支障をきたすほど強い
- 息切れ・動悸・むくみが急に出てきた
→ 日本での病院のかかり方は 日本の病院のかかり方ガイド を参照。
5. まとめ — 漢方OTCは「補助」、迷ったら薬剤師に相談を
漢方OTCは、日本のドラッグストアで気軽に手に取れる伝統的な選択肢です。一方で、「自然な薬だから安全」というイメージは正確ではありません。
- 葛根湯・小青竜湯 は風邪・花粉症の初期に
- 麦門冬湯 は乾いた咳に
- 五苓散 は二日酔い・むくみに
- 大建中湯 はお腹の冷え・張りに
- 補中益気湯 は疲労・夏バテに
- 桂枝茯苓丸 は月経関連の不調に
それぞれ 添付文書で効能が認められた範囲 で使えば、外国人読者の方にも有用な選択肢になりえます。
ただし、麻黄・甘草・大黄など作用の強い生薬の重複は副作用リスクを上げます。複数の漢方を組み合わせたり、市販の風邪薬と併用したりする際は、必ず薬剤師に「これと一緒に飲んでいいですか」と確認 してください。
日本のドラッグストアには 登録販売者 と 薬剤師 がいます。漢方の併用判断は薬剤師に相談するのが確実です。詳しくは 日本の薬局の種類ガイド をご覧ください。
出典・参考情報
- 株式会社ツムラ「医療用医薬品 情報」「一般用漢方製剤」公式情報
- クラシエ薬品「一般用漢方製剤」製品情報
- 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「一般用医薬品 添付文書情報検索」
- 一般社団法人 日本東洋医学会「漢方医学に関する基本資料」
- 厚生労働省「医薬品・医療機器等安全性情報」(甘草・偽アルドステロン症関連)
免責事項
本記事は2026年5月時点で公開されている情報に基づき、日本の薬剤師が一般的なOTC漢方の知識を整理する目的で執筆しています。個別の体質・既往歴・併用薬を考慮した医療判断ではありません。
漢方OTCの効果や安全性には個人差があります。「自然由来=安全」とは限りません。複数の漢方の併用、西洋薬との併用、長期使用については、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
妊娠中・授乳中の方、持病をお持ちの方、お子さんへの使用については、本記事のみで判断せず、必ず医療従事者の判断を仰いでください。
服薬中の症状変化(むくみ、血圧変動、だるさ、発疹など)が見られた場合は、速やかに使用を中止し、医療機関を受診してください。
著者について
薬学部卒。臨床経験13年以上(病院薬剤師2年、調剤薬局11年:面分業薬局・小児科門前薬局・在宅医療を経験)。現在も調剤薬局に勤務しながら、副業として医療系の記事執筆を2年ほど続けています。本サイト「AskJapanPharmacist」は、日本のOTC薬・薬局情報を海外の読者にも届けたいと、新たに立ち上げたプロジェクトです。
編集ワークフロー
本ブログのすべての記事は、日本の薬剤師「さくら」が執筆・確認しています。英語版・簡体字中国語版は、AI翻訳支援ツールで一次原稿を作成し、公開前に薬剤師本人が内容を確認しています。薬機法・PMDA情報との整合性チェックもAI支援を活用し、最終責任は薬剤師本人が負っています。