救急医療制度日本
日本で夜間に具合が悪くなったら #7119
日本の救急安心センター #7119 の使い方と、電話口で聞かれる質問・事前準備のコツを薬剤師が解説します。
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日本の薬剤師
公開日 2026-04-14
深夜2時、急に高熱。子どもが咳き込んで止まらない。救急車を呼ぶほどか迷う — そんなときに使える番号があります。
#7119 に電話してください
#7119(シャープ ななひゃくじゅうきゅう) は、日本全国で展開されている救急安心センター事業の電話番号です。多くの地域で24時間・無料で対応しており、看護師や医師が次のことを案内してくれます。
- 症状のヒアリング
- 救急車(119)を呼ぶべきか、夜間診療に行くべきか、朝まで待てるかの判断
- いま開いていて・受診できる病院 の案内
#7119 と 119 の使い分け
- 119 — 本当の緊急時:胸痛、大量出血、意識消失、脳卒中の疑いなど。迷わず119へ。
- #7119 — 具合が悪いが救急車を呼ぶほどか判断がつかないとき、受診先を探したいとき。
電話する前にAIで準備しておこう
#7119 の通訳対応は地域差があります(東京は英語・中国語・韓国語などの通訳サービスあり)。外国人のご家族や友人と一緒にいるときは、あらかじめ ChatGPT・Gemini・Claude などのAIで日本語訳を準備しておく とスムーズです。症状・場所・年齢などをスマホにメモしておきましょう。
#7119 の通話フロー(東京消防庁の例)
電話するとまず自動音声ガイダンスが流れます。
- 1 を押す: 病院を探したいとき
- 2 を押す: 救急相談をしたいとき
その後、オペレーターにつながり、以下の流れで質問されます。
① 最初に聞かれる基本情報
- ご本人からの電話ですか?(いいえの場合は患者さんとの関係)
- 性別は?(男性/女性/その他)
- 年齢は?(生年月日やおおよその年齢でOK)
家族の年齢・性別をサッと答えられるよう、メモをまとめておくと安心です。
② ガイダンス1 — 病院を探すとき
- 病院をお探しですか?/すでに決まっている病院はありますか?
- 診察内容は?(例:内科、整形外科、症状名)
- 場所はどこですか?(住所や最寄り駅)
準備しておくこと:希望診療科・現在地・保険証番号。
③ ガイダンス2 — 救急相談のとき
- 症状は?(例:胸痛、呼吸困難、発熱)
- いつから/いつ起きましたか?
- 意識はありますか?いま何をしていますか?(座っている、横になっているなど)
- 既往歴や服薬中の薬はありますか?
準備しておくこと:症状チェックリスト(痛みの場所・強さ、意識レベル、服薬リスト)。家族の分もまとめておくとベターです。
④ 共通の追加質問
- 今どこですか?(住所・目印・電話番号)
- 移動手段は?(歩けるか、車椅子か)
スマホにコピペしておけるメモ例:
場所:○○/症状:○○/年齢:○○歳/意識:あり/服薬:○○
場所:○○/症状:○○/年齢:○○歳/意識:あり/服薬:○○
うまく話せなくても大丈夫。24時間対応していますので、落ち着いて伝えられる範囲で答えれば問題ありません。
関連する番号
- #8000 — 子ども医療電話相談(小児向け)
- 119 — 救急車・消防
- 110 — 警察
医療上の注意: #7119 は相談窓口であり、医師の診断に代わるものではありません。命に関わると感じたら迷わず119に電話してください。